釣りと健康寿命について

スポーツフィッシングを考えてみる

大辞林第三版の解説によると
スポーツフィッシング【sports fishing】
キャッチ・アンド・リリースを前提とする、魚との駆け引きや釣る行為そのものを楽しむ釣り。
狭義にはゲーム性の強いルアー・キャスティングやフライ・キャスティングをさす。
と、あります。

欧米諸国での漁業と遊漁の違いを明確に表す為に、ゲームフィッシング・リクリエーションフィッシングと同じ意味合いで使用されているようです。

私的には日本で行われている「趣味の釣り」は、広い意味合いでスポーツフィッシングだと感じています。”心技体”を楽しみながら「頭と心と体を整える」素晴らしい趣味だと思っています。

頭を整える

スポーツは、肉体全体を使います。筋肉を鍛えるのもスポーツですが、脳を鍛えるのもスポーツです。全てのスポーツにおいて、頭脳を使わなければ、素晴らしいプレーも楽しい瞬間も訪れる機会は減少します。

野球でもラグビーでも「戦略」が重要です。勿論、釣りも頭を使います。いろんな知識を身に付けなければ、お魚との出会いは「偶然」に頼るしかありません。
偶然の出会いも素晴らしいですが、「必然」に近ずく戦略を構築するのも楽しみの一つです。そうなのです、いろんな事を想像するのも頭の体操です。

だからこそ、脳を活性化して健康寿命に繋がるのが、釣りの良さだと思っています。釣りは推理ゲームとも言われ、魚との出会いの瞬間を考えて、想像する趣味なのです。頭を柔らかくするトレーニングの一つで、想像力が豊かでないとお魚との出会いに機会は減ります。 認知症予防の一つに「脳トレ」が有ります。ズバリ、リアル脳トレの一つが、スポーツフィッシングです。

心を整える

今年は、オリンピックイヤーです。日本国中に歓声が走る「東京オリンピック」が始まります。でも、五輪開催時にメダルを逃すとよく言われるのが、日本人のメンタルの弱さです。元来、精神統一等、メンタルにはタフであった日本人が、何故、本番に弱く脆いのでしょうか?

「緊張」「責任」等の重圧から解放される術を見出せず、精神論ばかりに頼った時代が長かったからではないでしょうか。故に鍛えられた肉体に反し、「短命」等の議論があるのかなと思っています。心と体のバランスが、健康と密接に繋がっていると言われています。本来のスポーツは「楽しみながら」行うモノではないでしょうか?”ワクワク・ドキドキ”を楽しみに感じ、身も心も解放されるのが「爽快」「活力」に転じ、メンタルが豊かになるのではないでしょうか?

釣りは「精神性」を豊かに育み、”期待”に胸を弾ませるスポーツの一つです。ヘラブナ釣りやタナゴ釣り等は「静」の心を育み、投げ釣りやルアーフィッシング等は「動」の心を養います。そして、全ての釣りが魚との会話を楽しむ事を創造する、スポーツフィッシングだと思っています。

体を整える

スポーツの主な目的の一つが、体を鍛える事です。筋肉量を増やし、運動能力を上げる事を目指します。鍛えに鍛えた筋肉は美しく、又、頼もしく映ります。しかしながら、厳しいトレーニングに挫折する人も多く、日本の健康寿命は問題視されています。

でも、私は鍛えるでなく”整え”る事を目指しています。軽いジョギングや近距離サイクリング等は、鍛えるより整えるに近いと考えています。軽い運動は習慣化し易く、リラックス効果も合間って、楽しく運動が出来ます。容易く気軽に趣味と融合して、体を整える事を習慣化出来れば、健康寿命を延ばす事に繋がると考えています。

ここで、釣りの出番ですよね!釣りも無意識のうちに適度な距離を歩き、上半身の運動として、キャスティングしたりリールを巻いたりして、いろんな筋肉を使用しています。しかも、海風や山間の美味しい空気を吸って、美しい風景を眺めながら、行動しているのです。こう考えると、やつぱり、釣りは”れっきとしたスポーツ”でしょう。

もっと、釣りを楽しみたい。

いろんな魚と出会いたい。

そして、沢山の人々に、釣りを楽しんで頂きたい。

手軽に、気軽に、安全で安心に、素晴らしい日本の釣りを体験してもらいたい

の先には、世界一の健康寿命の国”JAPAN”が待っている。

健康寿命の金メダルを目指そう!