釣り人口を考えると、日本の未来が見えてきます

釣り人口が増えない原因は「少子高齢化対策の放置」

日本の現状「超少子高齢化」が明らかになっているのに、抜本的な対策を見出せない政府。遂に出生数が90万割れするのが現実化になり、ニュースでもちきりです。このブログでも何度か取り上げましたが、釣り人口グラフは恐ろしいほどの「少子高齢化」です。日本の出生率減少のの数値以上に、加速化が懸念されます。

政府の事を批判している場合ではありません!

では、釣具業界に目を向けてみますと、釣り人口拡大の普及活動は従来と変化は見受けられません。「フィッシングショー」での来場者数を意識し、その場の盛り上がる雰囲気を世の中全体のムードと勘違いし、現状に満足しているのでは無いでしょうか?「釣り好きの為の釣具見本市」をあくまでもファン感謝のお祭りと考えるなら問題は無いのでしょうが、釣り人口増加を意識して釣りの普及が含まれているなら、昨年のフィッシングショーは潜在需要の掘り起こしに一役買ている様には思いません。

昨年末のラグビーワールドカップで話題になった「にわかファン」でも良いので、釣りに少しでも興味を示す戦略を構築しなければ行けないのではないでしょうか?釣りをすると「楽しい」。この楽しいが何であるかを明確に示し、釣りをする事の素晴らしさを感じてもらう施策が必要な気がします。だからこそ「にわか釣りファン」を作る為に、何をしなければいけないかを、真剣に考える時代なのです。

5年後の釣り人口増加数の数値や、10年後の釣具業界全体の市場規模の数字を明確に示し、新たな市場の掘り起こしと、新たな釣りの世界を想像するビジョンを作って頂きたいと思っています。

内需の現状に目を覆い、輸出需要に頼るのでは「日本の釣り」の未来は見えて来ません!

「日本の釣具は世界でナンバーワン」

釣具の輸出額は年々増加し、その需要は止まる事を知りません。ロッドやリールのみならず、ルアーにバラ針から小物まで、メイドインジャパンが大人気。 電化製品や薬だけでなく、日本製の釣具の性能の良さは世界各地でお墨付きです。当然の事、各釣具メーカーの戦略は輸出市場に軸を移し、人材も資本も投入します。

そして、日本国内の観光事業もアウトバウンドからインバウンドへ移行し、訪日観光客数は4000万人を突破します。ここで考えなくてはならないのが、モノからコトの時代だと言う事です。訪日観光客の爆買いが終了し、アクティビティ体験が主流となって来ました。その中でも「文化体験」がキーワードで、日本を感じられる体験を求めて、日本の各地を散策する時代なのです。 だからこそ「日本の釣り文化」を今一度考え、繊細で趣のある日本釣りを廃らせてはなりません。日本の釣り文化が日本の釣具を発展させ、世界で一番の道具が生まれたのです。

未来永劫の日本の釣りの為にも、後世に引き継ぐための新たな釣り好きを育む体制づくりが必要なのです。

少子高齢化対策の第一歩は、ミドルからシニアへのアプローチなのです。

新たなファンを獲得する為の施策は、ジュニア向けだけではありません。ミドルからシニアへのアプローチが最も肝心で、その取り組みに進歩が見受けられません。遊びを継承するのに、父から子への時代では無くて、祖父から孫への時代だと考えると、ミドルからシニアへのアタックは重要です。

そして、店舗にシニアのスタッフが少ないのも、シニア層の初心者が敬遠する原因の一つかもしれません。生涯現役で活躍の時代です。もっと、釣具店の店頭に元気なシニアが存在しても、良いのではないでしょうか?釣り人口を考えると、元気なミドルの活躍がキーワード。 釣具店の店頭や釣りの現場にも、リードするシニアの存在が活性化に繋がるのです。

元気で長生き。そうなのです「健康寿命を延ばす事」が明るい日本の未来を築き、少子高齢化を助けるのです。